●会社沿革●
会社の歴史についてお話します。
 
1920〜1950年代
 1922年に創業した弊社は、当時としては稀少な羽毛寝具の専門メーカーとして、高い評価をいただいてまいりました。第二次世界大戦前には、東京・銀座に直営店を構え、手作りの超高級寝具を通じて、上流階級の顧客に一枚ずつの受注生産を中心にした営業を行っていたとされております。
 しかし、戦時色が濃厚になるにつれ、1940年代半ばには、実質的な営業を停止せざるを得ず、法人としての休眠状態にはいりました。そして終戦後、代表取締役に就任した宮崎謙次(前会長・1998年死去)の手により、四散していた職人を呼び寄せ、会社の再建が行われました。
 そのような過程の中で、戦前の「銀座の羽毛工業」の復興をたいへん好意的にお受けとめいただき、1950年代初頭には、各百貨店の寝具売場に再び商品を陳列させていただくに至りました。
(イメージは商品に取り付けていたエンブレム。GINZA TOKYOの文字も。)
 
1950年代〜
 戦後、第二のスタートを切らせていただき、伊勢丹御店・高島屋御店とのお取引を中心に営業を再開させていただいた弊社ではありましたが、当時は、寝具の主流は合繊わたを使用したいわゆる洋掛けふとんで、弊社がもっとも得意とする羽毛ふとんは、特選寝具としての位置付けでありながら、まだ売上の柱とはなり得ませんでした。
(イメージは当時の商品カタログ「高級羽根蒲団」。豪華なデザインが多い。)
 
1970年代〜
 1970年代にはいって、羽毛ふとんは次第に寝具の中心商品として成長し、各百貨店において、オリジナル羽毛ふとんの展開や、羽毛ふとん拡販が次々とスタートいたしました。弊社は、各企画においてのメーカーとして選定を受け、商品のご提供をさせていただくことができました。高品質・高感性な商品は多くの顧客に受け入れられ、折からのダウンジャケットから始まったいわゆる羽毛ブームの追い風を受け、かつてない活況を呈しました。
 1985年には新社屋を新築、羽毛ふとんの製造・洗浄修理(リフレッシュ)の本格的な設備を整備することができました。
(イメージは当時の商品カタログ。商社とのタイアップで制作したもの。)
 
1990年代〜
 羽毛ふとんも次第に成熟商品となり、中国などから廉価な輸入品の急増や、粗悪品の流通、マルチ販売の商材となるなど、大きな転換期を迎えました。
 このような中にあって弊社は、羽毛ふとん製造に長い歴史と高い技術を生かし、高品質な商品作りに徹し、羽毛ふとん単品と、羊毛敷きふとんと組み合わせによるブライダル寝具、羽根枕を中心にした展開をご提案させていただき、高い評価をいただくことができました。また、卸業(問屋)ではなく、製造業(メーカー)のポジションから、他社の追随を許さないクイックデリバリーを実現させていただいております。
 1996年には、パソコンを利用したオーダーメイドとリフレッシュの販売支援システムの開発に成功、正しい商品情報の提供と、迅速なお見積もり作成、強力な商品検索機能を活かし、店頭販売の強化の一助とさせていただくことができました。
(パソコンオーダーシステム京王百貨店新宿店6階寝装品売場「寝創物語」)
 

2000年〜現在

 羽毛ふとんの普及もますます進み、価格低下と同時に品質低下によるさまざまな問題が発生するようになりました。弊社は「職人による手作り」の羽毛ふとんの提供をかたくなに守り、海外工場での大量生産品とは一線を画す商品提供を通じてお客様からの信頼を強化しています。
 百貨店店頭における羽毛ふとん製作実演などを通じ、お客様と職人が直接触れ合う機会を増やし、お客様の声を生かした商品作りを目指しています。
 また、近年問題となっている粗悪品や悪質商法から消費者を守るべく、ホームページ等を利用した正しい情報発信にも努めています。
(現在のCIと商品キャッチコピー「やさしいぬくもり、あなたに。」)